株式会社ENNEは、特定小型原付に対応した新モデル ENNE T350Pro を発売しました。
画像・文章引用元：product-t350Pro ENNE（メーカー公式サイト）
特定小型原付での自転車/バイク型での発表です。
ENNEからは、２台目の特定小型原付での発売となります。
前モデルのT250とデザインはほぼ同じような仕上がりとなっており、ボディサイズと重要もほぼ同じで、電動定格出力などが上がり、コンバーターが装備されていますので、どこかで重量調整をしているのだと思われます。
今回のモデルもほぼ自転車に近いデザインでペダルもあり見慣れたようなデザインとなっております。ペダルの仕組みが分かりづらいですので、勝手な解釈を入れずに全モデルの製品ページの該当する部分をそのまま下記に引用致します。
ペダルをこいだら発電機が回る仕組みとなっています。発電された電⼒はバッテリーを介さず直で駆動⽤モーターに⾏く仕組みにすることにより、漕いだら漕いだ分だけ進む仕組みとしました。そのことにより、ユーザーは直感的に⾃転⾞に近い感覚で運転をすることが可能です。なお、性能的にはバッテリーを取り外した状態でもペダルを漕いでいる限りは保安部品も作動し、モーター駆動で走行することが可能です。ただし、安全面を考慮し、公道ではバッテリーを抜いた状態もしくは充電切れの状態での走行はご遠慮ください。
product-t250 ENNE（メーカー公式サイト）
今回、発売となったT350Proは、その特長的なペダルを装備し特定小型原付の性能を考慮しつつ、航続距離の向上をテーマに開発されています。先代モデルでも採用された特許取得済みの発電機能が「ENNE T350 Pro」では発電量が8倍に向上し、モーターも250Wから350Wへと強化されました。その結果、同等のバッテリー容量を持つ他の特定小型原付よりも2倍近い航続距離となっています。
公式では、「純電気航続距離 50～70km」「最大航続距離 100～140km」となっています。
新型「ENNE T350 Pro」には、50RPMから100RPMのケイデンスで発電機を回せる専用のコンバーターキットがリアキャリアに搭載されています。これにより、バッテリーと同等の電圧が生成でき、ケイデンスは自転車をゆっくりこぐ速度に相当します。もちろんアクセルを回すだけで電動バイクのように走行することが可能です。
通常時には電動バイクとしてアクセルを使って運転でき、充電を忘れたり時間がない場合でバッテリーが少ない場合には、ペダルをこぐことでバッテリー消費を大幅に減らせることができ、それにより特定小型原付のバッテリーが切れた際に発生する問題が解決されるようです。
販売価格は、280,000円（税込）
発売開始は、2024年4月
ENNE T350Proモデル詳細
各種リンク
※メーカー公式サイトでは、特定小型原付以外も発売されている場合があります。
※[PR]も含まれています。
ENNE公式販売ショップ（公式サイト）
