モービルジャパン株式会社は、特定小型原付に対応した電動3輪型の新モデルTK3AとTK3Eの2モデルの発売を開始しました。
モービルジャパン株式会社は、今回の特定小型原付ではなく普通免許で運転できるバイクタイプなどのモデルを発売しておられる会社で、今回初の特定小型モデル発売となりました。
画像・文章引用元:最新電動バイク”三輪特定小型原付”が新登場! MOBILE JAPAN公式サイトより
モデル仕様
今回、同じタイミングでリリースとなりましたが、TK3Aの方は仕様が違うモデルを以前に販売しておられました。今回TK3Eの発表に合わせて、仕様変更や色変更を行った模様です。それぞれ3輪型ですが、モデルの仕様がそれぞれ違います。違う部分に焦点を当てて解説いたします。
パワー・バッテリー
電動定格出力はTK3Aは300W。TK3Eは380Wとなっています。TK3Eのほうがパワーが大きいことになりますが、登坂性能では、TK3Aの方が良い結果になっています。
バッテリーは、どちらも48V12Aとなっていて、航続走行距離は50kmあります。比較的長距離を走ることができるということは、バッテリーの充電回数が減る。ということに繋がります。バッテリー充電時間は約8時間。バッテリーはTK3Aは取り外し可能なので自宅などでの充電が可能です。またTK3Aは車体にバッテリーを付けたまま充電することも可能です。
それと、2モデルとも、最高速度が18km/hとなっています。特定小型原付は20km/hが最大速度となっていますが、少し最高速度が低い仕様になっていますのでご注意ください。
あとは、2モデルともバックができるという機能があります。方向転換や車庫入れなどに便利そうです。
足回り
タイヤは、TK3A は、3輪とも同じサイズで12.5インチ。TK3Eは、前輪が10インチで、後輪が12インチとなっています。両方ともタイヤはチューブ付きタイヤですので、サスペンションは付いていませんが、タイヤ側で多少衝撃は和らげてくれそうです。
ブレーキは、前輪はディスク式ブレーキ、後輪はドラム式ブレーキとなっていますので、安定した制動となっています。
ボディ
TK3Aはシートが前後に移動しますので、運転しやすいポジションに移動できます。上下には移動できなさそうです。また肘置き(アームレスト)の上げ下げが左右できますので、乗り降りには便利だと思います。
TK3Eは、シートは動きません。見る限りでは座面(シート)位置はTK3Eの方が低そうです。
2モデルとも前後に買い物カゴ(バスケット)がありますので、荷物を詰める量が多く便利になっています。またTK3Eの方は、フロントのバスケットの取り外しが可能ですので、買い物などにそのまま持っていって、荷物を移し替えることなくフロントに装着する。ということも可能です。
TK3A 販売価格は、215,600円(税込)
TK3E 販売価格は、198,000円(税込)