株式会社 山田製作所は、特定小型原付に対応した新モデル Lactivo を発売しました。

画像・文章引用元:Lactivo 山田製作所公式サイト
株式会社 山田製作所は、様々な事業を行っておられますが、今回は特定小型原付区分の車種を発表いたしました。特定小型原付の中でも徐々に種類が増えている4輪型となっています。
ボディ
オールアルミボディを採用。シンプルなフレーム構造になっています。ハンドル部が折りたたみ可能な構造となっており、高さが790mmまで縮まりますので、乗らないときなどの収納にも困りません。
ステップ(足元)は、乗り降りしやすい低ステップとなっており、また足の置き場も広いめに作られています。椅子には背もたれがありませんが、クッションシートの下にはスペースがあり、そこにはスーパーのバスケット(カゴ)が入るように設計されています。
買い物へお出かけしてご自身のバスケットなどをスーパーなどで購入し、積み込むことで日常の買い物が楽になりそうです。特定小型原付の最大積載荷物の重さは30kgと決まっていますから、それ以下の重たいお米やペットボトルなどを入れて持ち帰ることが出来ます。
Lactivoの設計上の最大荷重は100kgとなっていますので、荷物分プラス搭乗者の体重で計算しておきましょう。それ以上になると制動距離が伸びたりと安全面での問題が発生することもありますのでご注意を。
足回り
タイヤインチサイズは、4輪とも10インチ。当然4輪ありますから、自立し安定した走行が可能です。タイヤの構造はわかりませんが、前後にはサスペンションが付いていますので、路面の段差や悪路面からお尻、腕、肩へ伝わる衝撃を和らいでくれます。
パワー・バッテリー
電動定格出力は350Wとなっており、特定小型原付では比較的取扱量が多いモーターパワーゾーンとなっています。バッテリーの電圧、容量などが未公開ですので、どれほどのモーターパワーかは、わかりません。
バッテリーは、最大8時間の充電で、最大航続距離は30kmです。
車体の重量が41kgありますので、そのあたりも含め最大航続距離はそれほど多くないのかも知れません。
日常使いの場合、定期的な充電が必要となります。バッテリーは外せないようで車体にコンセントからの充電ケーブルを指して充電する形となります。
その他
このLactivoは、他の特定小型原付と決定的に違っている部分として、走行速度が2モードあり、一部の歩道で走行できる6km/hモードと、もう一つのモードが最大12km/hとなっています。そのあたりは色々な考え方がありますが、シニアカーは6km/hで基本的には歩道のみを走行。その部分はこのLactivoでは、6km/hモードがありますので、交通ルールを守るということは必須ですが、条件は同じです。
あとは車道を走る速度が12km/hであるというのは、ご高齢の方が乗るのであればそれぐらいの速度のほうが良いのかも知れません。本来特定小型原付は最高速度20km/hまで出すことが出来ますので、運転操作に問題がなければ、時と場合により20km/hモードが有る車種のほうが便利。という場合もあります。
本モデルLactivoは、安心の性能等確認制度認定済です。
YAMADA Lactivo 販売価格は、348,000円(税込)