ダイセン産業株式会社は、特定小型原付に対応したキックボード・バイク型タイプの新モデルを自社ブランドtwentyから、Model‑001を発表しました。
ダイセン産業株式会社は、住宅・木材建材事業と、地方の二次交通の問題解決を目的とし、シェアサイクル事業を行っており、そこからのフィードバックを今回のモデルに採用し特定小型原付モデルでの販売となりました。

画像・文章引用元:twenty Model‑001(ダイセン産業株式会社 ブランドサイト)
twenty Model‑001

ボディ
全長128cm、幅59cm、高さ94cmのコンパクトな車体に、低床フレームを採用しています。スカートやワイドパンツでも乗り降りしやすく、日常の服装に配慮された設計です。折りたたみ機構を備えており、車載や玄関での保管もしやすい構造となっています。重量は約22kgと軽量で、持ち運びも比較的容易なようです。
また走行環境に合わせた運転がしやすいように設計されており、ハンドル位置やサドル高さの調整にも対応し、身長に合わせた自然なポジションをとることができます。
防水性能はIPX4相当で、小雨程度の使用にも対応。リアバスケットが標準装備されており、買い物や荷物の運搬にも適しています。カラーはマットホワイト、マットグリーン、マットブラック、マットレッドの4色展開で保証期間は1年間です。

タイヤ
前後ともに12インチのチューブタイヤを採用し、フロントにはフォークサスペンションを装備しています。小径ながらもクッション性を確保しており、段差の多い路面でも安定した走行がしやすいように低重心設計と相まって、安心感のある乗り心地が得られる設計とされています。
ブレーキ
前後輪ともにディスクブレーキが採用されています。制動力の確実さに加え、雨天時でも安定したブレーキングが期待できる仕様です。街中での短距離走行にも適した安全設計が図られています。

モーターパワー
モーターの電動定格出力は350Wで、48Vバッテリーとの組み合わせにより、最大勾配12%の坂道でも安定した登坂性能を発揮します。開発段階では17%の急勾配でも走行テストを行い、登坂能力を確認しているとされています。パワーとコストのバランスに配慮された制御系となっているようです。
バッテリー
48Vの電圧で、10.4Ah容量のバッテリーを搭載し、一回の充電時間は約5〜6時間。一回の充電で走ることができる最大航続距離は、約30km。やや少なめですが、バッテリーは着脱式のため、屋内での充電にも対応可能で、一般家庭の電源で充電できます。毎日乗る方でも毎日充電する必要はないと思いますが、通勤・通学の往復距離で大体週に何回ほど充電するのかはわかると思います。バッテリーは冬や利用年数により容量は小さくなります。
操作性
ハーフグリップ式のアクセルと、歩道モード6km/hを搭載しています。歩道モードに切り替えれば許可された歩道を走行することも可能です。
販売価格は、128,000円(税込)
発売開始は、2026年2月以降

