パナソニック サイクルテック株式会社は、特定小型原付に対応した自転車タイプの新モデル MU を発表しました。 販売開始は2025年12月予定です。
言わずとしれた有名なパナソニックは、ご存じの方も多いと思いますが、電化製品以外にも、電動アシスト自転車を製造販売しており、今回のMUモデルは、従来品をベースに特定小型原付の仕様に合わせた新商品となっています。全国の自転車店や二輪車店などの取扱店で販売、そして店舗によっては修理・メンテナンス・サポートなども行うということです。
購入後のことなど、かなり安心度の高いものとなりそうです。
このモデル自身も更に安心できる、性能等確認適合済み車種となります。確認番号:JATA-0153

画像・文章引用元:MU(パナソニック サイクルテック株式会社公式サイト)
panasonic MU

ボディ
MUは、乗り降りのしやすさに配慮したU型フレームを採用しています。足をまたぎやすく、シートの高さも調整可能なため、安心して乗れる設計です。全長1,610mmのコンパクト設計で、狭い路地や駐輪スペースでも取り回しがしやすいサイズ感になっています。
サドルはワイドシートにより、ゆったりとした乗り心地が得られるほか、サドルガードマン機能により、シートの盗難防止も配慮されています。
リアキャリアには最大10kgまで積載可能で、リアバスケットの装着も可能ですので日常の買い物にも便利になります。スタンドは「かろやかスタンド」を採用しており、軽い力で立てられる仕様です。
フットレスト付きで、走行中に足をしっかり置ける構造になっていたり、大型サークル錠を装備しており、手軽に施錠が可能で防犯対策も十分されています。
フレーム疲労試験や塩水噴霧試験など、独自の品質試験を実施しており、耐久性や防錆性にも配慮されています。

足回り
タイヤは、タイヤは20インチで、幅広2.125HEサイズ(約49mm)で、安定感のある走行が可能です。太めのタイヤは段差や路面の凹凸にも強く、安心感のある乗り心地につながります。空気タイヤですのでクッション性などは自転車とほぼ同じになります。
ブレーキは、特定小型原動機付自転車として求められる制動力の保安基準を満たしており、フロントにはサイドプル形キャリパーブレーキ。リアにはローラーブレーキを搭載しています。さらに、電動アシスト自転車で培った技術を活かし、坂道走行や急停止などの実使用環境を想定した繰り返し試験も実施されていて、制動性能と耐久性の両面で信頼できる設計のようです。

パワー
モーター
電動定格出力は250W。出力としては他の特定小型原付に比べますと低い目になります。
ただパナソニック独自の「カルパワードライブユニット」を搭載し、最大12度の傾斜も登れるパワフルな走行性能になっているようです。また坂道発進時には加速度センサーが出力を抑制し、ウィリーを軽減することで安定した登坂を実現しているようです。
バッテリー
電動アシスト自転車と共通仕様の小型大容量バッテリーを搭載。少ない充電頻度で長く乗ることができる設計です。スタンド式急速充電器により、容量の80%までを短時間で充電可能。バッテリーは簡単に取り外せるため、自宅での充電も可能です。

操作性
手元スイッチは見やすく、機能が分かりやすく配置されています。走行中は速度(km/h)、停車中はバッテリー残量(%)が表示されるため、状況に応じた情報確認ができるようになっています。スロットルグリップは右手で操作し、発進や速度調整がスムーズに行える仕様になっています。
販売価格は、234,000円(税込)
発売開始は、2025年12月

